目元・鼻の整形 他院修正症例集

他院修正・やり直し手術に特化した医師が解説・まとめ

日本と海外の美的センスの違い(鼻の症例)

ここ最近は海外で美容整形を受けられる方が増えていますが、それにあわせて当院にも、海外で手術を行ったものの結果に満足できないとして相談に来られる方が増えています。

海外で手術を受ける場合、国や文化によって美意識・美的感覚が異なる点を事前に理解しておかないといけません。韓国で手術を受ける方が特に増えていますが、海外の場合は文化の違いもあり、日本で整形手術を行うよりも「やりすぎ」と感じる結果になることが多いようで、特に鼻の整形においては「鼻が高くなりすぎた」「鼻筋が長くなりすぎた」「鼻の内部に圧迫感がある」といった声を多くいただきます。
いずれも、事前に担当する医師の症例写真を確認したり自身が希望するラインに近い人物の写真を持参するなどで医師とコンセンサスを取ることが大事になります。
また、海外の美容クリニックの場合は美的感覚の違いとあわせて言葉も障壁になります。通訳を用意したり、日本語が通じるスタッフがいるクリニックを選ぶなどでできるだけ美的感覚のズレが生じないようにすることが大切です。

〇実際の症例

海外で手術を行ったものの、鼻の高さ・長さに違和感が生じたという症例について具体例を示します。

1)韓国で鼻中隔延長・鼻尖形成をしたところ鼻先が高くなりすぎた症例

▼修正前(左)
韓国で鼻中隔延長術・鼻尖形成術(鼻尖軟骨移植)を行ったところ、術後に鼻が高くなりすぎたという症例です。鼻先(鼻尖)が不自然に高くなっているのがわかります。

▼修正後(右)
鼻尖の内部組織に操作を加え、鼻先の高さと太さを調整しました。程よいバランスの鼻先になっているかと思います。

◆あわせて術中の調整前・調整後の写真も掲載します。
まずは鼻の横幅を調整しています。(写真7.8)
その後、鼻尖の高さに変化を加えるために内部組織を調整しました。(写真9.10)
※術中写真はクリックすると拡大します。

2)韓国で鼻中隔延長を行ったところ長くなりすぎた症例

▼修正前(左)
鼻筋を高くするために、韓国の美容整形クリニックで鼻中隔延長術、ゴアテックス隆鼻術、鼻尖形成術(鼻尖軟骨移植)を行った症例です。

▼修正後(右)
鼻先が下を向きすぎている状態のため、鼻中隔延長術の際に挿入された軟骨の長さを調整する作業を行いました。このような修正手術の場合、鼻先が長すぎたから挿入した軟骨を少し削ればいいというわけではありません。初回の手術によって癒着した組織を少しずつ剥がして作業を行う必要があります。実際にはとても緻密で根気がいる作業を行っていることをご理解いただければと思います。

◆術中の写真も掲載します。
皮膚切開をした状態です。(写真9)
一塊になった軟骨や移植物を少しずつ剥離します。(写真10)
剥離を進めると鼻の奥に鼻中隔延長で挿入された軟骨を発見しました。(写真11)この後、軟骨を適切な位置に戻しています。
※術中写真はクリックすると拡大します。

3)韓国の手術(鼻中隔延長術・鼻尖形成・プロテーゼ)を行ったところ鼻に圧迫感が生じた症例

▼修正前(左)
鼻に高さを出すために、韓国の美容整形クリニックで鼻中隔延長術・鼻尖形成・プロテーゼ挿入の手術を行ったところ、鼻の内部が圧迫されているような違和感があるため当院を来院されました。
この方の場合、鼻の高さには満足をされており、鼻内部の詰まったような違和感を改善するために内部の移植物のボリュームを調整することをメインとして手術を行いました。

▼修正後(右)
今回のケースでは鼻中隔延長と鼻尖形成術の修正を行いました。

◆移植物を除去している様子も示します。(写真7)
移植物は鼻の内部ですでに癒着していたため、これらを丁寧に剥がしながら組織を分類して作業を進めます。
※術中写真はクリックすると拡大します。

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