目元・鼻の整形 他院修正症例集

他院修正・やり直し手術に特化した医師が解説・まとめ

技術不足な医師に多いミス(二重切開法の例/ハム目)

技術不足な医師に多いミス(二重切開法の例/ハム目)

他院で二重切開法を行ったところ、術後に二重ラインがぷっくりと膨らんだ「ハム目」になったという相談をいただくことが増えています。実際の症例を上に並べましたが、いずれも二重ラインがぷっくりしているのとあわせて、以下のような症状も確認できるのではないでしょうか。

・二重ラインの幅がかなり広い
・眠たそうな目に見える
・黒目がしっかりと見ない

これらの症状には共通点があります。それはいずれも患者さんが「できるだけ幅の広い二重を希望した」場合に起きているという点です。少し技術的な話になりますが、幅広い二重ラインにするには瞼板や挙筋の固定位置を調整する必要があるのですが、そういった知識のない医師が患者さんに言われるがまま、単純に幅の広い二重を作ってしまうと、このような失敗になります。

●術後に「ハム目」にならないために

当院では目元や鼻などの修正手術を多く行っており、二重ラインの修正はもっとも多い手術とも言えます。このような再手術を行うことでデザインやラインの調整をすることは勿論できますが、身体への負担や金銭的な面などを考えても、できれば一度で理想の形になれるほうがずっと良いのではないでしょうか。再手術は瘢痕や癒着が多く、手術は一度目よりも難しいものになることがほとんどです。そのため術後の赤み、腫れ、内出血といったダウンタイムは一度目よりもひどい上に半年から1年ほど状態が続くことも多いです。

クリニック選びや医師選びをきちんと行うことでこのような失敗や再手術は極力避けることができますので、価格や知名度だけで選ばず、カウンセリングの際にきちんと医師の技術力を確認されることをお勧めします。

●「ハム目」を修正する修復手術

このような患者さんはいずれも二重の内部構造がほぼ同じような状態になっています。挙筋腱膜があるべき場所から離れてしまっており、また瞼板前組織が切除されている状態です。そこで私が行う修正手術では、この2点を改善するための作業を行うことになります。

上に掲載した患者さんの実際の手術風景です。

黄色の矢印の部分が挙筋腱膜です。
やはり本来あるべき場所からかなりずれてしまっているため(写真6)、挙筋腱膜を元通りの位置に戻す作業を行います。写真7は、実際に元の位置に戻した状態です。


こちらはまた別の患者さんの実際の手術風景です。

挙筋腱膜の処理が終わったら、今度は瞼板前組織の修復を行います。
瞼板前組織が切除されてしまうとその部分の血液循環が悪化するため、鬱血によって二重ライン部分がぷっくりしてしまう現象が生じます。ですのでこの部分に再度ボリュームを出すために、他の組織を持ってくるという作業を行います。

というと簡単そうに感じるかもしれませんが、実際には組織の癒着を丁寧に剥離しながら進めていく慎重且つ繊細な作業になります。また同じような残念な結果にならないように、仕上がりのラインやデザインをイメージした上で作業を行います。

●術後の様子

以下は当院で修正手術を行ったあとの様子です。先にも述べた通り、修正手術では完全に赤みや腫れが落ち着くまでに半年から1年程度かかります。

修正前(来院時)
修正後(手術後)
修正前(来院時)
修正後(手術後)
修正前(来院時)
修正後(手術後)
修正前(来院時)
修正後(手術後)

手術した後に後悔しないように、事前に医師の症例写真などを確認して「ほんとに幅広二重を作ることができるのか」確認するようにしてください。

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