目元・鼻の整形 他院修正症例集

他院修正・やり直し手術に特化した医師が解説・まとめ

「仕上がりを術前にイメージできるか?」が医師選びのカギ

術後どのようなデザインに仕上がるかを事前にイメージできるかどうかは、医師の経験値や勘によるところが大きく、この部分については先輩医師に教えてもらったとしても簡単に身につくものではありません。また症例数が多いからといってセンスがよいかというとそうでもなく、医師がもともと持っているデザインセンスや勘のよりどころによっては、何症例行ってもなかなか上達しないということもあるようです。
どの美容整形でもデザインセンスが問われるものです。その中でも二重整形(特に幅広二重を希望した場合)や鼻の整形はその差が大きいのではないかと思います。美容整形の中でも需要が高く、手術法がクリニックや医師によって多岐にわたるためかもしれません。
ここでは、二重整形の切開デザインについて実際の症例も含めながら解説したいと思います。


〇実際の症例

元来人間は左右対称にはできていませんが、目元においてもこのような左右差がある場合には、それを考慮した上で切開デザインを作らないといけません。このようなちょっとしたデザインの調整が、術後の仕上がりに大きく影響を与えます。

1)症例1

1人目の方は、瞼に皮膚の余りがあまりなかったため切開はごくわずかにしていますが、左右差を考慮してデザインを行っています。


この方は、他院にて眼瞼下垂術を行ったところ左右差が生じた点と眠たそうになった点が気になるとして当院へ来院されました。前回の手術によってずれてしまった挙筋腱膜を正しい位置に戻し、その後、左右差を修正するため二重ラインを改めて作っています。

修正前(来院時)
修正後(手術後)


2)症例2

右目(向かって左)を少し大きめにデザインを取っているのがお分かりいただけるでしょうか。顔の左右差や構造にあわせてこのようなデザインにすることで、術後は左右が整ったきれいなラインに仕上がります。


この方は、他院で幅広二重を希望して二重切開法を行ったものの眠たそうな上にぷっくりハム目の状態になってしまったため、その改善のために当院で修正手術を行っています。目を開閉する挙筋腱膜という部分が断絶してしまっていたため、挙筋腱膜を正しい位置に戻した他、瞼が凹んだ部分に組織を追加して凸凹のない滑らかな瞼にしています。

修正前(来院時)
修正後(手術後)


3)症例3

左目の切開ラインを多少右目よりも上方にデザインを取っています。私の場合、目元だけではなく眉や顔全体のバランスを捉えた上でデザインを作っています。


この方は、二重切開法を他院で行ったところ眠たそうな目になったとして来院されました。初回の手術で除去されすぎてしまった内部組織を以前の状態に戻しつつ、きれいな二重ラインになるように調整を行っています。

修正前(来院時)
修正後(手術後)


4)症例4

こちらは二重切開法を行ったものの、術後に眠たそうな目になったということで相談に来られた男性です。こちらでは「左右のデザイン差」ではなく、「前医とのデザイン差」を比較していただければと思います。
「術前」の写真は二重整形を行った後ですが、上瞼が黒目に被さってしまっています。この方がもともと眼瞼下垂の兆候があったのか、もしくは二重整形を行った際に挙筋腱膜などに傷をつけるなどで開眼機能に不具合が生じてしまったのかは分かりませんが、いずれにせよ修正手術ではこの垂れてしまった上瞼をきれいな二重ラインにする必要があります。

修正前(来院時)
修正後(手術後)


実際に私が引いた術前の切開デザインです。この切開デザインを間違うと、術前よりもおかしな二重ラインができてしまうこともあります。術後のイメージを手術前にどこまで具体的に想定できるかが、医師の技術力といっても過言ではありません。



術前の切開デザイン作りについては、まぶたにラインを引くだけの簡単な作業に見えるかもしれませんが、目元、眉、顔の構造など全体のバランスを見た上でデザインを行うことがポイントになります。そのためには医師の経験、そしてセンスや勘が必要になります。

PAGE TOP