目元・鼻の整形 他院修正症例集

他院修正・やり直し手術に特化した医師が解説・まとめ

プロテーゼ挿入などの施術後、2か月経過したが鼻先が腫れて痛みがある症例(他院修正)

修正前(来院時)
修正後(手術後)

■本人の主訴

・プロテーゼ(シリコン)挿入、鼻尖形成術、鼻尖部への耳介軟骨移植を行ったものの、術後に鼻が腫れて痛み伴う

・腫れや痛みは改善したいが、鼻の高さなどは変えたくない

■当院医師の見解

他院にてプロテーゼ(シリコン)隆鼻術、鼻尖形成術、鼻尖部耳介軟骨移植を行った後に腫れ・痛みがあるとして当院にご来院された方の症例です。

術後2か月経過したものの、鼻の痛みが強くなってきているため初回の手術を行った医師に相談したところ、抗生剤で様子を見るようにとのことだったため、不安になり当院にご来院されました。

診察で確認をすると鼻根部から鼻尖部までが全体的に腫れており、内服薬では痛みが収まっていない状態から感染の可能性を強く疑いました。

そこで再手術では、プロテーゼ(シリコン)抜去と洗浄、鼻翼軟骨の形状修正(鼻尖形成修正術)、そして移植された軟骨の再移植を行う手術計画を立てました。

また初回の手術によって移植されている軟骨が、内部の状態によっては使用できないことも想定しながら手術を行いました。

■手術について

術前と術後6か月の様子をいくつかの角度から御覧ください。
(術前/写真 3, 5, 7、術後/写真 4, 6, 8)


いずれの写真でも、術前の腫れや赤みが術後にはなくなっているのはすぐにお気づきいただけるかと思います。


また、修正術ではプロテーゼを抜去しているにもかかわらず、斜めや横から見た術後写真では鼻が低くなったようには感じがあまりしないのではないでしょうか。
これは修正術の際に鼻筋を通すように調整を行ったことで、「目の錯覚」を利用しています。

また実際に内部の状態を確認すると鼻尖部に移植された軟骨はかなりサイズが大きく、このままでは腫れや赤みが引いても、鼻先が太ったような状態になってしまうことが想定されました。(写真9)
かといって軟骨を取ってしまうと、鼻先に空洞ができるため凹んだ状態になってしまいます。(写真10)


移植された軟骨は幸い感染などを起こしていなかったため、加工してサイズを整えて再移植することで鼻先の大きさを調整しています。(写真11)



※noteでもまた異なる角度で症例解説をしておりますのでよろしければご覧ください。
新宿山本クリニックnote詳細はこちら

※本症例の関連動画はこちらです。
(出血シーンが含まれておりますのでご注意ください)

■術後の様子

術前と術後6か月後の様子を再掲します。

術前はプロテーゼが感染していたことによって赤み・腫れが生じていましたが、術後6か月の写真ではそのような赤み、腫れはなくなっています。

修正前(来院時)
修正後(手術後)

■留意点

無事に修正術を終えることができましたが、初回の手術では鼻尖に移植した軟骨のサイズが大きい上にプロテーゼも挿入されており、全体的に鼻の内部がキャパオーバーになっていたように感じました。

本症例紹介のサイトでも何度かお伝えしておりますが、私は自身は「手術は、最小限に」をポリシーにして日々手術を行っています。

医師によって手術に対する考え方やポリシーは様々ですので、ご自身のあった医師を見つけることを強くお勧めします。

■手術における副作用・デメリットなど

修正術は、初回の手術によって生じた瘢痕を丁寧にはがす作業などもあり、初回手術よりも術後の経過が長引く可能性があります。

■手術費用 ※価格はすべて税込み

鼻シリコンプロテーゼ抜去(他院)
¥220,000
鼻尖形成修正
¥374,000
移植物修正(位置修正・摘出等)
¥440,000

より詳細の治療法や料金を知りたい際には上記本サイトをご覧ください。

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執刀医

山本クリニック院長
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山本 豊

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