目元・鼻の整形 他院修正症例集

他院修正・やり直し手術に特化した医師が解説・まとめ

移植物(オステオポール)除去と鼻尖形成による他院修正

修正前(来院時)
修正後(手術後)

■本人の主訴

・2年前に挿入したオステオポール(メッシュ状の3Dボール)が鼻先から浮き上がっているのを改善したい

■当院医師の見解

オステオポールとは、2年程度で溶けるメッシュ状の3Dボールで、PCL(ポリカプロラクトン)で出来た人工物です。鼻先に挿入するとメッシュ内に肉芽組織が入り込むため、ご自身の組織によって鼻先に高さを出したり向きを変えるなどの変化を出すことができます。

2年程度で溶けてなくなる上にご自身の組織によって鼻の形状を変えることができるということで、積極的にお勧めしているクリニックもあるようです。

しかし注意していただきたいのは、大きさや形状によっては、どのような素材であっても鼻先に負担がかかってしまうという点です。
場合によっては、鼻先から素材の形状が浮き出てしまうといったトラブルが生じる可能性がある点は、事前に理解しておくと良いでしょう。

■手術について

今回はオステオポールの抜去とあわせて、抜去後も高さを維持するために鼻尖形成を行っています。
先に術前(写真1)と術後6か月(写真2)の様子をお見せします。
正面から見ると少し分かりにくいかもしれませんが、鼻先に挿入したオステオポールの形状が浮き上がっているのがお分かりいただけますでしょうか。

術前(写真3)と術後6か月(写真4)の横から見た様子です。
術前の写真では、オステオボールによって鼻先が不自然なラインになっているのがお分かりいただけるかと思います。


さらに術前(写真5)と術後6か月(写真6)の斜めから見た様子です。
このように鼻先から異物が浮き上がっている状態をこのまま放置しておくと、次第に異物が皮膚のほうに押し出されて皮膚に穴が開いてしまうケースも十分にあり得ます。



修正術では、オステオボールが前医によってどのような方法で挿入されているのか分かりませんので、鼻尖の軟骨の位置なども確認しながら手探りで手術を進める必要があります。そのため手術は視界が広いオープン法によって行っています。
矢印で示した部分がオステオボールです。(写真7)


オステオボールを摘出してみると、鼻翼軟骨が押されて変形していました。
そこでこれらを縫い合わせて鼻先の形状を整えています。(写真8)



※本症例の関連動画はこちらです。
(出血シーンが含まれておりますのでご注意ください)

■術後の様子

術前と術後6か月後の横から見た様子を再掲します。

今回は大きな腫れ等は生じておりませんが、修正術は初回の手術よりもダウンタイムが長くなることが多いです。

修正前(来院時)
修正後(手術後)

■留意点

美容医療では、新しい素材や技法が次々と生まれています。

このような技術革新によって、今まで出来なかったことが容易にできるようになることもありますが、残念ながら今回のケースのようにトラブルにあってしまうこともあり得ます。

特に症例実績が少ない最新の技法などは、「全然問題ない」という説明が仮にあったとしても、術後の経過などをしっかり確認した上で手術を受けられることをお勧めします。

■手術における副作用・デメリットなど

修正術は、初回の手術によって生じた瘢痕組織を丁寧に剥離する作業などがあるため、1回目の手術よりも術後の腫れ、赤み、内出血などが長引く可能性があります。

■手術費用 ※価格はすべて税込み

移植物除去(術中に行う)
¥77,000
鼻尖形成修正術(形状修正)
¥374,000

より詳細の治療法や料金を知りたい際には上記本サイトをご覧ください。

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